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フラットなお付き合い

新年を明けてからは、沢山の人に出会って沢山の経験をさせて頂いています。

嬉しいこと、悔しいこと、とっても落ち込むこと等様々です。

自分が感じた気持ちを少しずつ文章にして書き残していこうかなって思います。

 

この前素敵な設計士さんとお話する機会をいただきました。

モデルハウスもじっくりと見させていただきとても良い経験でした。

なにより外とのつながりを大切にする設計プランはとても気持ちが良かったです。

僕も草屋根が好きだったり屋外空間が大好きです。

外部とのつながりを考えた設計プランというのは、住宅の魅力をコストの何倍も引き上げてくれるんだなって感じられました。設計士さんだからできる事です。土地の活かされ方が全然違います。

モデルルームをじっくり見たあとは設計士さんから沢山の話を聞かせていただきました。

一番心に残っているのは、「フラットな付き合いをしなさい」ということ。

このフラットな付き合いとは、仕事においての事です。

下手にでるのも上から奢る立場もどちらもいけない。お互い持ちつ持たれつウィンウィンでいなければいけないという事でした。

職人さんの世界は今若い人たちは少なくってほとんどの人が先輩になります。

その中で若い世代が、持ちつ持たれつのお付き合いをすることはかなり難しいことだって思います。

自分の力でご飯を食べていけるのか。

誰かの役に立てる仕事ができるのか。

自分という人間を信頼して頂くことは出来るのか。

自分にはそれに見合っただけの技術があるのか。

考えれば考えるほどに不安になってしまいます。

自分の技術や情熱、信念がないとすぐに心が揺らいでしまいます。

不安症な自分なんかは弱い心に負けてしまいがちです。

そんな若い世代が「フラットなお付き合い」をするためには、「誠実に人一倍熱心に努力すること」が必須だと思います。

仕事に必要な事を合理的に考えれば年齢の差なんて関係ありません。

新人だろうがベテランだろうが同じ舞台にあがっているならば同じ職人なんです。

でも人との付き合いというのはそんな簡単なモノではなくて、職人さんのいままでの経験や実績、苦労等の背景が積み重なっていて、少なからずそこにはプライドや自分の譲れない領域みたいなものがあったりします。

皆家族や会社、自分のために必死に働いているんですから当然です。

年齢の壁や実績の壁を乗り越えないうちは、フラットにお付き合いすることが難しいんだと思います。

若い世代の職人さんはそういったハンディキャップがあるんだから、特にシビアに生きないといけません。

自分の身の丈をしって身の振る舞いに常に気をつけること。

自分の考えや信念をもって曲げないこと。

誠実に人一倍働くこと。

全ての職人さんに敬意を持つこと。

与えられるばかりでなく、自分から与えられる程に仕事人になる事。

実際にやるだけやった実績がある事!

きっとこういったことが出来てこそ、フラットなお付き合いが出来るんだろうなって思います。

「フラットないお付き合い」とても大切だけどとても難しい。

考えれば考えるほどに半人前だなぁと感じる自分。下の下の下って感じだ!

不器用な自分にも出来そうなことから続けていこう。

出来ることからいっこずついっこずつ。