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スマート巾木

今日は監督さんと話をしていて、廻縁と巾木の話になり「スマート巾木」とやらの単語が出てきました。

スマート巾木は簡単により素早く施工が出来るように、留め等の加工が不要になっている商品になります。

通常の巾木施工では留めにカットして入隅や出隅を造っていきますが、この留めの加工をきれいに仕上げるには時間がかかります。

そのためスマート巾木ではコーナーにキャップをすることで、入隅出隅部分の加工を省略しています。

とても簡略的に早く施工が出来るので、アパートや建売等の工期を短縮したいような現場によく使われます。

確かに見栄えもそこまで悪くはなく、合理的な巾木といえます。

だけれど、きっとスマート巾木と例えば無垢材の巾木施工を見比べて、スマート巾木のほうが好きという人はあまりおられないのではないかと思います。

なので住み手の顔がみえないアパートや建売に多い施工方法になるのだと思います。

住み手の顔が見えるか見えないかでこういった使用する材料が変わってしまうこともあれば、作り手の気持ちも変わってしまうことがあると思います。

素敵な住宅や家具等の作品が欲しい方は、作り手と実際に顔を合わせたり想いを伝え合ったりすることがとても大切なのではないかなぁと思います。