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アパートのリノベーション工事

工務店さんからアパートのリノベーション工事に入らせて頂いています。

鉄骨造の躯体で戸戸の境はコンクリートブロックで仕切られています。

床天井壁もすべて解体が行われていてほとん1からの施工になりました。

まずは、鉄骨とコンクリートに木を効かせるためのビスからしらべました。

鉄骨には「リーマーテクスビス」、コンクリートには「コンクリートビス」が良いようです。

リーマーテクスビスは3・4mm程度の肉厚ならば楽に貫通してくれます。10mmをこえてくるとかなりしんどい作業になります。なにかいい方法があるのか調べてみましたが、この場合は鉄骨用ドリルを使って下穴をあけるしか方法がないようです。

コンクリートビスはビスの径よりも0.5-1mm小さいサイズの下穴をあけて打ち込みます。

穴あけは振動ドリルを使用します。

下地の取り付けはこれでなんとかなりそうです。

LGS(軽量鉄骨下地)のほうがなれれば早いようなのですが、いかんせん鉄を扱う道具は揃っていないし、なれない事をするのは億劫なので敬遠してます。

でもとりあえず一度はどんな感じか触ってみたいですね。


初日

まずは、大引きの施工になります。

まずは外壁回りにぐるりと際根太を打って、それをレベル基準にして大引きのレベルもとっていきます。

鋼製束を大引きに取り付けて、束石を並べて乗っけていきます。

水糸を張って大引きのレベルを確認しながら、束ボンドを使用して束石を鋼製束を固めていきます。

プラ束もありますが、確か高いんですよね。あまり見かけてことはありません。

鋼製束は押し上げることはできますが、引っ張ることはできないので、大引きの反りは下張りに使います。

鋼製束はしっかりナットを締め付けないと床なりの原因になるのできっちりしましょう!

今回1か所ありました。。床下に潜って締め直しです反省。


二日目

体調崩しました。

疲れなのか、土埃がひどかったからか、鉄骨の耐火吹き付けの粉が舞っていたからなのか。

職人さんはいろんな粉を吸い込む環境にあるから大変です。防塵マスク必需。

体調管理大切。自分のせいで現場に迷惑がかかったらと考えるとぞっとします。体調管理ももっと徹底しないと。

大引き施工の次は根太を並べていきます。

尺間の間に断熱材を敷き詰めてその上にコンパネを張っていきます。

コンパネもシックハウス症候群等のアレルギー発生に影響があるので、過敏症の方は使わずに、無垢板の捨て貼りや、化粧板一発仕上げが良いと思います。

ベニヤを切っている職人は体に悪い事を身をもって知っています。

吸い込んだらツーンとするしせき込みます。

かといってコンパネはコストパフォーマンスの高い建材なので、各社こぞって使用しています。

体に無害ならかなりの良建材です。結露にさらされるとボロボロになりやすいですが。

お風呂はユニットバスです。図面の取り付け必要寸法が記載されているので、その寸法の空間を作ってあげます。

後は配管と電気配線も配ってあるかを確認しておきます。

お風呂の排水管径は50が多いようですね。トイレなんかは75とか100とかですね。

なんにしろ体調管理は大切。インフルエンザじゃなくてよかった。


3日目

週明けの月曜日。2日目は体調を崩して中なか進まなかったので、気合いを入れて進めます。

この現場は構造用合板の上にラワンベニヤ12mmをさらに上に張っていきます。

仕上げはクッションフロアなのですが、ビスの後など出てこないのか心配になりました。

さすがにパテとかはしないだろうし、なるべく隙間をなくしてビスや釘のめり込みがないように気を付けました。

釘も打ち込めばいいもんではなくて、しっかり面に納めることで耐力も最大限に活かせるんだそうです。

やたらとめり込ませるのはダメです。

なんとか床を終わらせたかったのですが、間に合わず。

手が速い事も職人として重要だなぁ。

配管の立ち上がりとか加工も多いから中々進まなかった。人工見積もりももっと正確にできるようにならないといけないなぁ。見積もりは人間の性質上現実よりも自分が優秀だと考えてしまう傾向にあるそうなので、自分の分を見極めて判断しなくてはいけないです。メモや記録も大切だなぁ。 


6日目

3日目から飛んでしまいました。

断熱を入れたり、天井下地をしたり、ブロック塀や鉄骨に木下地を打ち付けたりしていました。

新築工事なんかは、天井下地をするのも壁の下地をするのも簡単な事が多いのですが、リフォームはそれとは違って下地に工夫が必要だったりします。

例えば天井下地にしても普段は大体間仕切りの間柱壁をたててから天井下地をするのですが、鉄骨下地などの場合は壁を先行で起こすことが難しいので、天井下地を完成させてから、天井下地に壁間柱をぶつけて壁を起こしていったりするわけです。

また壁を起こす位置にしても基準線をだしたりと墨出しをする要素が多くなるので、新築にくらべて倍くらい墨出し等に時間がかかります。基準性一本間違えると大きな失敗につながるので不安が大きくなります。

実際に今回は玄関土間下地の墨を間違えてしまいました。基準線をとるべき場所を間違えたのです。

床仕上げ線を優先して基準線をとるのか、外壁面を優先して基準線をとるのかなどです。

今回はこの2つのカネテ(直角)が悪くて、どっちを基準面にするか悩みました。

結果僕が選択した方向だと直角のずれがハッキリとわかってしまい、やり直すことになりました。

こういった場面での選択の感覚をしっかり持たないといけないなと勉強になりました。

またこういう場面では自分一人の考えよりも責任者との話し合いが大切だとおもいました。

今回は監督さんが気づいてくれたから良かったですが、自分でこの違和感にもっと危機感を感じて考えなくてはいけませんでした。まだまだ勉強不足・技術不足・意識不足ですね。

もっともっと挑戦していこう!


10日目

工事も終盤になってきました。

ユニットバスも入って、窓枠や建具枠等に取り掛かっています。

全部MDF基盤の既製品です。

窓枠材は厚さ20mmで既存サッシの差し込みしろは12程。

窓枠材が分厚くて取り付けることができないため、窓枠の裏を自動かんなでとってあげて、取り付けました。

粉だらけです。MDF(木屑を接着剤で固めた板)の粉はやっぱり吸い込みたくないのでマスク必須。

リフォームは寸法合わせや、納まりの寸法追い等が難しいです。

納まりにおいてどっちを優先すればいいのかも悩んだりしました。見た目を優先すべきか、それとも有効寸法を優先するべきかなどなど。

 

既製品は上手に使うことができれば、施工性も良いし工期短縮になりそうだなと思いました。


大工工事終了まで

枠や浙江ボードなど仕上げ工事に入って行きました。

棚板をつけたり玄関框を作ったり、巾木を回したり。

クロス屋さん等が入ったあとにもう一度見に行こうかと思います。


仕上がり後観察

仕上げ工事が終わって、現場が引き渡される前に仕上がりの確認をさせていただきました。

仕上がってみないとわからないこともあるので大事なことだと思います。

出来れば仕上げ工事の職人さんにダメだしを頂いて次に活かしたいところですが、なかなか機会はありません。

大体の収まりはうまくいっているようにおもいました。

玄関回りの天井高はなるべく高くとりたかったので、限界ギリギリまで上げたのですが、その結果玄関枠上に小さな小壁ができてしまいました。それならば無理して天井を上げないで鴨居枠にボード差込で納めたほうが職人さんの手間も省けたし見た目もよかったかなーと思いました。

意外と潔い納まりの選択をされている印象を受けました。

吊り棚のボルト表し施工など。個人的には全然アリでこれくらい潔い納まりもよくて、寛容であってよいのではとおおもいました。

もっと色々なところに目が行くようにしないといけないなぁと思いました。

沢山勉強ができた現場に携わらせていただいて良かったです。

ガツガツ働けたし楽しかった!

トイレが最寄りのコンビニというのはちょっと辛かったですが。

あとは、多少現場合わせてきな状況だったので、図面の詳細な作成や打ち合わせ、設備や器具の取り付け位置等が最初からはっきりしているともうすこし工期も抑えられたかなぁと思いました。

段取りと打ち合わせは大切ですね。

担当して頂いた監督さんと紹介頂いた部長さんは本当に良くしてくださりました。

ありがとうございました。

もっと力になれるように頑張ろう!