アレルギー症状とサイトカイン

「アレルギーとサイトカイン」

体の免疫機構である抗体は肥満細胞に緊急シグナルを送る役割を持っていますが、それと同じような働きをする物質に「サイトカイン」があります。

このサイトカインは体に炎症が起こると各種細胞に緊急サイレンを鳴らすことで、それ以上炎症が起こらないように細胞膜を強化して防御体制に入るように各細胞に促します。

防御体制に入ると、炎症から細胞を守ることができますが、その反面細胞が正常な活動を行えないという問題も同時に出てきます。

例えば糖尿病の原因であるインスリン抵抗性も脂肪細胞の細胞膜が防御体制に入ることでインスリンを受け付けなくなる事によって発症するわけです。

とにかくアレルギー反応の多くは、抗体やサイトカインといった物質の活動によって発生するということです。

ではどういった時にこれらの物質が増加するかというと、基本的には体に悪影響を及ぼす状況や環境によって増加していきます。

たとえば、住宅環境等からの有害物質の摂取や、食事によるアレルゲンの摂取等です。

さらに特筆すべきは電磁波(住宅配線等から溢れる微弱な電流の事)によって肌が荒らされることでもサイトカインが産生されるということです。

つまり体に害があるものには免疫システムが反応するということです。

まだはっきりした解明はないと思いますが、「ネガティブな思考」も体にとって害であると考えられるため、サイトカイン等の免疫細胞に影響があるのではないかと言われています。

こういった事を考えると、アレルギーの発症の要因には幅広い要素が絡んでいることがわかります。

食事やシックハウスだけでなく電磁波や心の問題にまで勉強を進める必要があると思います。

そしてそれらは「交感神経」や「副交感神経」の働きに密接に関係してきます。

今の多くの住宅では交感神経が優勢に働きがちで、体を休めるという本来の役割が果たせていない可能性が高いので、住宅環境もしっかりと見つめ直す必要がありそうです。

 

次回は「交感神経」と「副交感神経」について書いてみようと思います。