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インスリン抵抗性

「インスリン抵抗性」
ホルモンが過剰かつ長時間にわたって分泌された場合、体がホルモンの効果を受け付けないようにする事があります。

これを「抵抗性」といいます。
「インスリン抵抗性」とはインスリンが分泌しているにも関わらず、インスリンの作用を受け付けなくなった状態の事をいいます。

抵抗性の基本的な予防方法は、過剰なホルモン分泌を避けることにあります。
そのため、インスリン抵抗性の予防であれば、インスリンの分泌を促す食べ物の過剰摂取は避けるべきなのです。

そこで便利になる指標が、「GI値」です。
GI値というのは、ブドウ糖によるインスリンの分泌量を100とした場合の各種食べ物のインスリン分泌量を示している指標です。
GI値によると、砂糖は65、果糖は17となります。
ちなみにブドウ糖の宝庫「お米」は81と非常に高いです。

このように「ブドウ糖」はインスリンを大量に分泌させます。

つまりブドウ糖を摂らなければインスリン抵抗性は発症しないのではないでしょうか?

これは半分正解で半分間違いです。

「ブドウ糖」は「インスリン抵抗性」を促進させる作用はあっても、発症させることはないんでしたよね。
ブドウ糖は、インスリン抵抗性が起こってしまっている場合はインスリン抵抗性を悪化させる要因にはなりますが、ブドウ糖自体がインスリン抵抗性を発症させることはないのです。

実は最も注意しなければならないのは、GI値の低い「果糖」なのです。
果糖は血糖値をほとんどあげず、インスリンの追加分泌もほとんど引き起こしませんが、インスリン抵抗性を発症させてしまうのです。
そのため糖尿病になりたくなければ、「果糖」の摂取をしないことが一番重要な事になります。

なぜGI値の低い「果糖」が「インスリン抵抗性」を引き起こすのか。
次はそのメカニズムについてを掘り下げていきます。