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石端建ての家

「石場建て」

「本来の石場建ては石の上に束は置かない」とお聞きし衝撃を受けたので自分なりに調べてみました。

一般的に石場建てのメリットは二種類あると思います。

一つは、大きな地震が来た時に、石の上を躯体が滑ることで、免震作用を持つこと。

二つ目は、床下空間の結論の通気です。

まず免震作用について。

大切なのは、躯体が足元からガッチリと組まれており、綺麗に石の上を滑るということです。

大抵の石場建ての住宅は、柱をかたせて、根元を足固めで繋いで固め、石の上に柱を乗っけています。

これらは「石に柱が乗っている石場建て」です。

柱が足固めによってガッチリと組まれているほど綺麗に滑ることでしょうから、足固めは重要です。

固定が甘ければ柱が突っ張りやすくなり、各所で変形が起きる可能性もあり、免震作用が軽減されるように思います。

この突っ張りを解消するためには、「足固めを乗っける石場建て」が有効だと思います。具体的には先程の「石に束が乗っている石場建て」にさらに

土台を敷いたものになります。足固めが石に乗っていることで、綺麗に家全体が滑るイメージが出来ると思います。

 

次に通気についてです。

通気の目的は湿度を逃がして結露を防ぐことです。

外気に解放された石場建ては、通気は十分にとることが出来ます。

しかし夏場においては、湿度の高い熱風が、地面に冷やされる事で結露する事が考えられます。

長生きする家造りを目指すなら無視出来ない問題になります。

僕は基礎内の湿度環境を改善する良い方法は、基礎断熱+基礎内空調だと思っています。

「足固めを石に乗っける石場建て」にすれば、気密基礎パッキンをしいて、気密を取りつつ良好な空気環境を作ることができますし、優れた免震作用も得ることができます。

僕が調べた中では、「足固めを石に乗っける石場建て」+「基礎断熱+基礎内空調」が最も長生きする家造りになるという結果になりました。