· 

原爆と戦争と日本

原爆と戦争と日本

お盆ではサイレンがなりました。
毎年は特に気にもせずただ黙祷をしていました。
毎年行われているこのサイレンは、ただならぬ意味があるのだろうと26歳にしてようやく感じ始めました。
八月六日八時十五分。八月九日十一時二分。八月十五日正午。
これらの意味を日本人として知っておく必要があると思い調べてみました。

そもそも日本はなぜ戦争をしたのかという事。
当時の世界状況は、大国各国が植民地を広げていました。そこに世界恐慌が起き、各国が経済的にも対立を深めます。
植民地化を進めていること自体が不法状態であるにも関わらず、世界恐慌がそれに拍車をかけました。
おそらく植民地の人々は奴隷として地獄を見ていたことだろうと思います。
当時の近代化には大量の燃料が必要であり、石油がほとんどでしたが、世界恐々により貿易が閉ざされ、日本のように資源のない国は自国民を守ることができず、国力が圧倒的に低下してしまいます。
さらには、各国がここぞとばかりに植民地を広げようとしています。ジリ貧状態になれば、日本も植民地化されることは時間の問題であったと思います。
そうなると、日本は大国と戦うことを選択するほかありませんでした。負ける可能性が高くとも、植民地化されれば、奴隷として地獄を見ることになるのですから。
日本は、積極的に戦争に参加したのではなく、せざるを得ない状況にあったという方が的を得ていると思います。

 

なぜアメリカは日本に原爆を投下したのか。
これは、アメリカとソ連の二国間の対立と思惑によって、決行されたもののようです。
当時すでに日本の敗北は決定的になっており、その日本の領土をどちらが優勢的に支配できるか、という所に重点が置かれていました。
すでに日本に進軍していたのはアメリカであり、終戦間際の八月にソ連軍が進軍してきました。アメリカはソ連軍の進軍が広がる前に日本を降伏させる必要がありました。
その結果原爆を投下し、十数万人の日本国民を殺し戦争の終結を急ぎました。

第二次世界大戦は一部の支配者層の思惑によって行われ、大多数の国民達が犠牲にさらされた事は間違いありません。心の底から許せません。
戦争をしてメリットがあるのは、極悪非道極まりない極一部の支配者層のみです。
最も許されざる国は当時のアメリカであると感じました。戦争の発端である世界恐々を起こしたのもアメリカ、日本に対して残忍極まりない手段を選んでまで自国の利益のために動いたのもアメリカなのですから。
そのアメリカを世界の警察と呼び、自国に基地を提供している現在の日本には疑問を抱かずにはいられません。
世界で唯一原爆の被害を受けた国であるにも関わらず、原子力発電所をいくつも持っていることにも。
そして、三月十一日の地震で起きた災害に対しての対応にもです。
一夜漬けの知識でしかない僕にはまだまだ理解ができていない理由や原因があるのでしょうが。
胸を張って誇りに思える事ができない今の日本を思うと、何やら良くない事が起きてきているのではないだろうかと思います。
今回戦争の歴史について僕なりに調べてみましたが、様々な諸説があり、確固たつ事実が少ないように感じました。
戦争の歴史は各国それぞれが、不都合である事を隠したり捻じ曲げたりしているようです。
数多くある情報を、自分なりに理解し論理的に考える必要があるのだなと思いました。今後は、誤った歴史の捉え方をしないためにも知識量を増やして行きたいです。
毎年聞く大きな三つのサイレンは、僕に歴史を知ることの大切さと、戦争に加担をしないという責任感を届けてくれました。